その日・・・






一発の銃声を合図に・・・







全世界を恐怖に陥れる戦いが始まった。













スーパー正男長編4
Menace by the Bloody Scorpion 悲劇の幕開けとなる初戦が始まった場所は、レッドマウンテンである。 十二使徒軍の本拠地、ダークキャッスルを攻めるべく、 進撃を続けていたI・G・Eの第一大隊が、逆に十二使徒・θの軍勢に阻まれた為、 進路を変更し、θ軍を叩き潰しに掛かったのである。 その数時間後には、グレイテンプルを守る第三中隊、第四中隊が 攻撃を仕掛けてきたヘイト軍に対抗すべく防衛線を築き、攻防戦が展開された。 これらの戦いで、兵器の増産のためにI・G・Eは近隣の住民を 無差別に捕らえ、奴隷にしていた。 十二使徒は、I・G・Eの戦力拡大を恐れた為、 I・G・Eの奴隷を見つけ次第殺していったのである・・・ しかし・・・この阿鼻叫喚の地獄を目の当たりにし、憤りを感じた者が居なかった訳ではなかった。 初戦の地レッドマウンテンには、かつての防衛軍の勇士カルロスと、 彼に付き従うレグルスらの勢が潜んでいたのである。 カルロスは敗走した後に各地で民衆を扇動し、自らの配下に加えた。 その数はとても十二使徒軍や帝国軍に及ぶものではなかったが、彼は信じていた・・・ 防衛軍の復活を。 その為に尽力したものの、この先どうすればいいかで彼は思い悩んだ。 ・・・また、グレイテンプル付近の湖畔には、 ハルバートの脱出ポッドが着陸していた。 彼もまた、かつての防衛軍の義人のうちの一人である。 すぐ近くで起こっているグレイテンプル攻防戦を目の当たりにした彼は、 住民を救うべく戦うことを決意した。 ・・・戦地から離れた、ブルーオーシャン付近の海岸では ザトシ、そして彼のガールフレンドである冷華が身を潜め、 途中で分かれた紅鳳の軍の救援を待ち望んでいた。 ・・・防衛軍は滅びたが、正義は潰えなかったのである。 一つ言っておこう。さらに戦いが進んだ時・・・I・G・E皇帝は気がつくであろう。 帝国軍の中にも、真の正義が潜んでいたことに・・・ ・・・その男が帝国に牙を向くのがいつになるかは分からない。 正義を愛する者達は、ただその機会を待つしかないのである。 伝説の戦士、Bloody Scorpionが現れる、その日を・・・ 早くステージ選べよ ヽ(゜∀。)ノヽ(゜∀。)ノヽ(゜∀。)ノヽ(゜∀。)ノヽ(゜∀。)ノ

BGM:nerve(雑音空間)
曲名:Live to Die
nerve(雑音空間)