暗黒に染まりし科学者~VSブラック・ヴァイパー~

BGM:Metal Gear Solid 2 より"Yell Dead Cell"
from VG Music
VGMusic

ストーリー

メグがワームと戦っている頃・・・

~~収容所付近~~

龍飛「クリス、ここまで来れば大丈夫だぞ。」
クリス「でも・・・メグが・・・」
龍飛「ザトシのところまでお前を連れて行ってからだ。
   その後俺が助けに・・・」

「させんぞ。我が特殊部隊の作戦行動を見られたからには!」

龍飛「誰だ!?」

辺りは静まり返っている。
しかし、突然・・・

龍飛はクリスを突き飛ばした!
その直後、彼らの数メートル後に白髪の男が現れた

クリス「!?」
???「不可視粒子弾!」

???の腕から凄まじいエネルギーが放たれる。
龍飛は辛うじてその見えない攻撃を避けた。

龍飛「クリス!逃げろ!!」
クリス「龍飛・・・そんなこと・・・」
龍飛「いいから早く行け!収容所はすぐそこだ!
   俺がこいつを食い止める・・・」

クリスは無言で去った。

???「これを避けるとはな・・・」
龍飛「もう一度聞く。貴様は何者だ!?」
???「私は宇宙の神秘に最も近づいた者・・・
     "暗黒物質"と呼ばれるものを研究した者だ
     コードネームは・・・"ブラック・ヴァイパー"!!」
龍飛「もしかして・・・あの不審集団はお前の仲間か?」
ブラック・ヴァイパー「そうだ。私が率いているのだ!」

彼は白い顎鬚を撫でた。

ブラック・ヴァイパー「さて・・・貴様は"不審集団"と言ったな?
           つまり我が隠密特殊部隊"ダークマター"のことを知ってしまったという訳か。」
龍飛「ダークマター?」
ブラック・ヴァイパー「これ以上の話は無用だ。
          任務を潤滑に行うためには我が部隊を知っている人間を・・・
          排除せねばならん!」

彼の周囲を毒蛇のオーラが取り巻く。
その眼光は・・・赤い。

龍飛「何なんだこの覇気は・・・飲み込まれそうだ!」
ブラック・ヴァイパー「我が部隊の為に・・・消え去れ!!」