メグがワームと戦っている頃・・・ ~~収容所付近~~ 龍飛「クリス、ここまで来れば大丈夫だぞ。」 クリス「でも・・・メグが・・・」 龍飛「ザトシのところまでお前を連れて行ってからだ。 その後俺が助けに・・・」 「させんぞ。我が特殊部隊の作戦行動を見られたからには!」 龍飛「誰だ!?」 辺りは静まり返っている。 しかし、突然・・・ 龍飛はクリスを突き飛ばした! その直後、彼らの数メートル後に白髪の男が現れた クリス「!?」 ???「不可視粒子弾!」 ???の腕から凄まじいエネルギーが放たれる。 龍飛は辛うじてその見えない攻撃を避けた。 龍飛「クリス!逃げろ!!」 クリス「龍飛・・・そんなこと・・・」 龍飛「いいから早く行け!収容所はすぐそこだ! 俺がこいつを食い止める・・・」 クリスは無言で去った。 ???「これを避けるとはな・・・」 龍飛「もう一度聞く。貴様は何者だ!?」 ???「私は宇宙の神秘に最も近づいた者・・・ "暗黒物質"と呼ばれるものを研究した者だ コードネームは・・・"ブラック・ヴァイパー"!!」 龍飛「もしかして・・・あの不審集団はお前の仲間か?」 ブラック・ヴァイパー「そうだ。私が率いているのだ!」 彼は白い顎鬚を撫でた。 ブラック・ヴァイパー「さて・・・貴様は"不審集団"と言ったな? つまり我が隠密特殊部隊"ダークマター"のことを知ってしまったという訳か。」 龍飛「ダークマター?」 ブラック・ヴァイパー「これ以上の話は無用だ。 任務を潤滑に行うためには我が部隊を知っている人間を・・・ 排除せねばならん!」 彼の周囲を毒蛇のオーラが取り巻く。 その眼光は・・・赤い。 龍飛「何なんだこの覇気は・・・飲み込まれそうだ!」 ブラック・ヴァイパー「我が部隊の為に・・・消え去れ!!」