AREA "CRIMSON"

BGM:TAKABO SOFT NETWORK
TAKABO SOFT

ストーリー

3人が戦い始めて十数分が経った・・・

~~アンバー視点~~

アンバー「グハ・・・ッ(倒れる」
ジム「口ほどにもない。
   ・・・真利夫とすら比べることができないな。」
アンバー「クソッ・・・」
ジム「さて、早いとこ始末してやるか・・・ww」
???「待て・・・」
ジム「・・・なんだ?何かあったのか?ブラッド。」

ブラッドは血だらけになった少年を引きずりながらジムの前に現れた。

アンバー「ディーン!ダイジョウブカ!?」
ジム「なんだ、こいつの味方か?」
ブラッド「俺はこいつと戦って・・・ある情報を聞き出した。
    反帝国軍勢力の秘密基地があるそうだ。」
アンバー「お前・・・なんで喋ったんだよ!」
ディーン「・・・」
ブラッド「散々痛めつけたからな・・・
     ・・・苦し紛れに思わず叫んだのかもしれない。」

彼はディーンを突き飛ばし、地面にたたきつけた。

ディーン「うっ・・・」
ジム「成程、いい情報だな。
   その基地とやらを乗っ取ってから帝国を攻撃しないか?」
ブラッド「おっと、もう一つ言いたいことがある。
    帝国軍兵士達を殺す際にある叫び声を聞いた・・・
    "俺たちはあの3人を追っているだけだ!
    お前らに危害は加えてない!許してくれ!"
    ・・・これはどういうことか分かるか?」
ジム「こいつらの味方が最低でもあと一人いる・・・ってことか。」
アンバー&ディーン「・・・」
ジム「なぁ、面白いことを思いついたんだが。」
ブラッド「何だ?」
ジム「いっそのこと、こいつらを殺すのは
   味方を全員捕らえてからにしようぜ。」
ブラッド「成程。
    一人ずつ・・・惨たらしく殺していけば、
    残った奴は恐怖に屈するだろうな。
    その姿を見てみたいものだww」
アンバー「ヒ・・・ヒィッ!!」
ディーン「声を潜めて。誰か来るよ・・・」
アンバー「ワ・・・ワカッタ・・・」

彼が言ったとおり、4人の前に斧を持った男が現れた。

???「どうした?何があった?」
ジム「実は、かくかくしかじかだ・・・(全てを話す」
???「・・・こいつらはさっき見たぞ。」
アンバー&ディーン「!?」
???「帝国軍の兵士共に囲まれていたな・・・
     全部で4人だった。」
ブラッド「やはり他にもいたか・・・」
???「ああ。残り二人は・・・
     確か青い髪の女と、拳で戦っていた男だったな。」
ディーン「ここまでばれてる・・・」
アンバー「モウダメダァッ!」
ジム「安心しろ。残り2人を捕らえるまで殺さないでおいてやる・・・w」
???「お前達2人はこいつらを見張っていてくれ。俺が残り2人を探しに行ってこよう。」
ブラッド「承知した。
    頼んだぞ・・・炎竜。」

* * * * * * * * * * * * * * * *

~~その頃の紅鳳~~

レイピア「馬鹿な・・・俺の剣をもってしても防げない拳だと!?」
紅鳳「これで終わりにしてやるよ!」

紅鳳は力強く素早い突きを繰り出す。
レイピアは突然の攻撃にろくな対処もできず、
不自然な構えのまま剣で防ごうとした・・・

バキッ!

紅鳳「・・・勝負あり、だな。」
レイピア「な・・・何故だ・・・」

― 彼は一瞬、今起きたことが信じられなかった。

レイピア「仕方がない・・・今日は俺の負けだ・・・(二つに折れた剣を両手で掴む」

彼は落胆し、その場を後にした。

紅鳳「よし、あいつらを探しに行くか・・・」

* * * * * * * * * * * * * * * *

数分後・・・

~~発電所付近・"エリアクリムゾン"~~

紅鳳「なんだここ・・・敵が全くいないぞ・・・」

「やはり貴様だったか・・・紅鳳!」

紅鳳「・・・誰だ!」

その時、紅鳳の目の前が明るくなった。
光源は赤く大きな炎を身に纏った炎竜であった。

紅鳳「炎竜・・・」
炎竜「まず1つ言っておこう。
   お前の仲間と思われる、サングラスをかけたリーゼントと
   パソコンを持った少年を捕らえたぞ。
   ・・・当然、苦しませて殺すつもりだがね。」
紅鳳「・・・アンバーとディーンか!?
   貴様・・・卑劣なことを・・・」
炎竜「悔しかったら俺を倒してあいつらを助けに行ったらどうだ?」
紅鳳「すぐにそうしてやる・・・喰らえ!」
炎竜「さて・・・ショーを始めるとしようか!」

彼は炎の玉を・・・近くにあったパイプに投げつけた。

紅鳳「・・・!?」

ボォォォォォッ!!

紅鳳「うおっ!?
   ・・・もしや、ここは・・・!?」
炎竜「感づいたか。
   このエリアで採掘されるのは、
   液体燃料の原液だ!!」
紅鳳「液体燃料だと・・・?」
炎竜「以前人類が住んでいた星の化石燃料が尽きたとはいえ・・・
   ここも昔はあの星と同じような環境だったからな。
   かつては沢山の生物が住んでいた・・・
   ・・・化石燃料が採掘されてもおかしくはないだろう?」
紅鳳「ファァー、地学眠いわ・・・」
炎竜「地学じゃねぇから。
   管理人の設定が強引だから俺が解説してやってるんだよ!
   きちんと解説しておくとな、
   化石燃料が枯渇したので人類は"核融合エネルギー"を発明して、
   この星に移動したんだよ。そしたらなんと、ここにも昔生物が住んでいたから、
   それらから生成された化石燃料が採掘できたって訳だ。
   ちなみに今生きているペットモンは体細胞が特殊で、
   死んでから100年後に骨から化石燃料が生成されるんだよ!
   物凄い強引な設定だろ?え?」
管理人「OTTTTTTTTTTTTTTL」
炎竜「いいか、ペットモンからは貴重な化石燃料がとれるんだ。
   それだけじゃない。様々な分野でペットモンは人間に貢献している・・・
   ・・・それを分からず、ペットモンを絶滅の危機に追い込んだ人間は、
   絶対に許さない!!」
紅鳳「何気に締めが上手いんですがww」
炎竜「おっと・・・炎が燃え広がってきたようだ。
   採掘量と燃え広がるスピードから計算すると、
   ・・・この施設が炎に包まれるのはおよそ5分後だな。」
紅鳳「今度は数学の授業かよ・・・シケルワー」
炎竜「・・・違いMath。」

紅鳳「( д)シケルワー」

炎竜「まあいい。そうなる前に俺を倒せるかな?」

そう言うと彼は走り、紅鳳から離れた!

紅鳳「待てっ!!」

彼は追いかける。しかし行く手を炎が遮った!!

紅鳳「くそっ・・・厄介だな・・・
   ・・・でも、なんとしてもアイツを倒して2人の居場所を聞き出さなければ。
   あの2人は絶対に俺が助ける!

ステージ解説

~通過~
AREA A
 ↓
AREA B
 ↓
AREA C
 ↓
AREA D
 ↓
AREA E
最初にコンティニュー土管を利用してエリアEまで一気に進むことも可能です。

~エリアA~
至る所で爆発が発生します。
上手く切り抜けてビルの屋上までたどり着いてください。

~エリアB~
連絡橋ですが、人が近づくと一部のブロックが崩れます。
その際に火の粉が発生するので焦って進もうとせず暫く待ちましょう。
また下に移動する火の粉(ヒノララシ)が溜まるので尻尾で倒してください。

~エリアC~
3箇所で炎が発生します。
炎が一時的に消えている間に進みましょう。

~エリアD~
火災によって大規模な爆風が発生し、主人公を左側に押し戻します。
前に進むときに速度が減少するのでコントロールに気をつけてください。

~エリアE~
最後のエリアでは炎竜が待ち構えています。
3回踏んで倒しましょう。
なお2回踏むまでは火災の影響で上昇気流が発生しているため、
主人公はあるタイミングで上に吹き飛ばされます。
また2回踏んだ後は天井と床が爆発し、炎竜は大量の火の粉のせいで踏めなくなります。
しかしある程度時間がたつと全ての技がストップするのでそのときに踏んでください。