安土桃山時代末期、尾張(現在の愛知県)に生を受け、当主の座に着くや
瞬く間に領土を拡大し幕府を掌握、後に室町幕府を滅亡させた男がいた。彼は魔王の二つ名を賜った。
魔王はその後軍神と恐れられた二人の戦国大名と敵対するも、決戦を回避してきた。
魔王は己の軍容を知っていた。強い敵には機を見ず戦わないことを心得ていた。
しかし、魔王にも見落としがあった。真の敵は内部にいたのである。

後に魔王は家臣の謀反により命を落とした。
日本を一統する夢は紅蓮の炎の中に消えた。

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魔王は夢を見ていた。
日本を自らの名の下に統一し、自らが威信を掛けて作り上げた天守に凱旋する夢だ。
個室に腰を下ろした刹那、城内は戦場の空気に包まれた。使番が荒い息を切らしながら叫んだ。
「反乱が起こりました!甲州(山梨県)から武田信玄、越前(福井県)から上杉謙信、他各地方でそれらに呼応したと思われる暴動が起こっています!!」
「京はどうした」
「京の都は明智殿が守っておりますが、今は特に報告を受けておりません」
あまりに現実的でない戦局に魔王は夢であることに気づいた。まさか軍神達と刃を交えることが出来るとは思いもよらなかった。
どうせ夢だ。ならばこの戦局を楽しんでみようではないか、と。
「京には気をつけろ。おそらくそこにいる明智が糸を引いている」
魔王は今までになく早い足取りで馬を引き、戦場へ向かった。






そんなノリで武田さんや上杉さんや明智さんに喧嘩を売るゲームです(台無し)

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スーパー正男製作元:福田直人のホームページ
一部背景:信長王
製作:古本屋(おそらく)