とりあえず浩二は修行(勉強・研究?)から帰ってきた。
メカを扱うのはまだ先だが
モンスターをやっつける薬物、オバケを追い払うスプレーなどは作れるようになっていた。
「ただいま~」
「おう浩二、おかえり」
出迎えをしていたのは正男だった。
「浩二、どうだおまえの修行は」
「うん、なんとか順調」
「そうか、それはなによりだ」
その時!何者かが窓からはいってきた!
「誰だ!」
正男が振り向くとそこには正男2で登場したミミックがいた。
「おい、おまえをさらっていくぞ」
「なぜだ」
「お前をうらんでるからさ」
「なんだよそれ!ふざけんな」
「覚悟しろ!」
ミミックは正男を捕まえようとする。それに対し、正男は
必死に逃げ回る。が、正男はミミックに捕まってしまった。
「はなせー!」
「兄さん!」
「はッはっはー。おまえ弟か、返してほしくば一人でお屋敷まで来い!」
「そんな・・・」
「俺らのお屋敷はオバケがたくさん出るんだぜ!果たして来られるかな?」
そういってミミックは去っていった。
「くそ~」
浩二は悔しそうに両手を強く握った。
あれから数時間が経ったとき
浩二は自分で作った地下の研究室にいた。
「やった!完成した!」
浩二が作ったのはオバケを追い払うスプレーだ。
これがあればオバケなんて怖くない!
・・・でもオバケや幽霊、妖怪以外には効かない。つまり普通のモンスターには効かないということなのだ。
でも行くしかない!浩二はそう呟き、家を飛び出した。