「あれは・・・浩二?」
あそこには黒くコゲコゲの浩二が倒れている。
その近くには、ボロボロの飛行機がある。
どうやらさっきの音はこの飛行機の墜落音だったらしい。
しかも爆発したってことはガス関係のミスか。

「おい浩二、大丈夫か」
「う・ううん・・・」

浩二は起き上がり、体をはらい、コゲを落とす。

正男と浩二は二人でそこらを歩きながら話をする。
「浩二、いったいどうしたんだ?飛行機を爆発させるなんて」
「うん、ちょっとガス関係のミスがあったらしくて」
「まったく、研究するときはあれだけ注意しておいたのに・・・」
「ごめんなさい・・・」

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