とりあえず影は倒れた。
すると美姫が不安そうに質問する
「死んだ・・・の・・・・・・?」
「分からん、仮にこいつが死んだとしても、あの悪ガキやバカ博士はまだ何か企んでいるだろう」
その時、哲郎の声が聞こえてきた。
「正男!」
「哲郎!おいさとは見つかったか?」
「いや、見つからん」
「そうか・・・」
哲郎は美姫の方を見ながら言った
「で、おまえの後ろにいるのは誰だ?」
「ああ、牢屋に閉じ込められていたんだ」
美姫が哲郎のほうへ向き、挨拶をする
「あたし、美姫。なんか操り人形みたいなメカにつかまって牢屋に入れられたの」
「なぜ?」←哲郎
「わからない」
ん、妙な気配が・・・
「はっはっはっはー!」
突然現れたのはあのときの悪ガキ、ワサオだった。
ワサオは正男に向かってこういう
「今度こそ貴様を倒す!」
「おまえ、何が目的だ」
「俺はただ悪いことしたいだけだ!だがおまえを倒さないと落ち着かん!
ひとあばれさせてもらうぜ!」
「チ!お前らは下がってろ」