何とかカッター3を倒して少し息を切らしている二人
最初に口を開いたのは浩二だった
「ふぅ、危なかったよ」
「今のは一体・・・?」
「ああ、いるんだよ。こういうメカを作る悪の天才科学者が」
「ふーん、そうなんだ」
「は!そうだこんなことしている場合じゃない!じゃあ僕急ぐから!」
浩二はそういって走っていってしまう。
「え?あ、ちょっと待っ・・・いっちゃったよ」
ロバートはとりあえず城の屋上へと向かう。
すると突然浩二が言っていた悪の天才科学者らしき人物がマシーンに乗ってぶつかってきた。
ロバートは体中が痛くなって動けなくなってしまった。
「いててて・・・・」
「げ!正男いつのまに!」
「おまえ、どういうつもりだ?」
「いっとくがぶつかったのはわざとでないぞ!さらばじゃ!」
「あ!待ちやがれ!」
逃げられてしまった・・・・・・
正男という少年は痛そうに頭を抑えるロバートに問いかける
「大丈夫か」
「うん、大丈夫」
「いったいどうしてここに?」
「変な土管に入ったらなんかここに来ちゃって」
「あ!ワープ土管を使ったんだな」
「・・・なんかさっきも同じことをいわれたような」
「それより、俺はあのおいさとのバカ博士を追うから、君ははやくここから出るんだ」
「わかった」
正男は城から脱出し、おいさととかいう博士を追っていった。
その間にロバートは城を飛び降りることにした。
超能力の不思議な力でパラシュートのようにゆっくりと・・・