天気の良い天空の島、スカイアイランド
かつてそこに存在していた空の楽園、リップルガーデン
しかし、突然テロリストに襲撃され
俺の居場所はなくなった・・・
その後、俺はトレジャーハンターとして生きることを決心した。
7年前・・・・・・
スカイアイランドにはリップルガーデンという楽園があった。
人口はおよそ1万人
その中にはお笑い好きの有紗、熱血花のファイアカップン、フーフー、プチ、その他のカップンフラワーもいた。
当時は俺、哲郎と有紗は赤の他人だった。
ちなみにいうと有紗とカップンフラワーたちとは元々知り合いだったらしい
美しい自然に囲まれた中で俺はいつもどおり格闘のトレーニングをしていた。
その理由は誰かに憧れていたわけでもなく、身体を動かすのが好きでやっていただけ。
トレーニングから帰ってきた俺は、数人のメイドに見送られた
「お帰りなさいませ」
俺が住んでいるところは家・・・ではなく、リップルガーデンの中心にあるお城で暮らしているのだ。
基本的に石で出来た城なので、結構寒いかもしれない。
昼食後も、夕食の後も、俺は外に出てトレーニングをしたり、深い緑の中、散歩をしたり
毎日毎日こんな生活を送っていた。
こんな日常生活がずっと続く・・・そう信じていた。
ところが3年後、突然全身真っ黒な集団が現れた。
姿形ははっきりしていないがおそらくテロリストか何かだろう。
その中には人間じゃない奴もいた。
彼らに気づいた人々は殺気を感じたせいか、集団から離れるようにして逃げていくが
ここは空の上、地上に降りて逃げることは当然不可能。
テロリストは猛スピードで住民を追いかけ、彼らを容赦なく攻撃する。
戦うことのできない一般市民は攻撃を防ぐことができず、ほとんどの人が殺されてしまった。
そして生き残ったのはほんの数人程度・・・・
その中に哲郎、有紗、カップンフラワーも入っていた。
辺りを見渡すとリップルガーデンは粉々になっていた・・・・
楽園での思い出、家族、友人・・・・それがたった数分でみんな消えてしまったのである。
残ったメンバーで協力し合い、リップルガーデン、そして家族の仇をとる事を決心した。