~秘宝室~
秘宝の置いてあるという部屋に辿り着き・・・。
そこには案の定、お宝を盗みに来た輩がいた。
ファルク「予想はしていたが、ビンゴだぜ!」
泥棒の女「・・・!最後の最後でしくじるなんて!」
倉庫の中に紛れている宝を探し漁り、ようやく見つけて"それ"を持ち去ろうとしていた。
その持っていたものは、何やら黄金の"何か"だった。よく見えないが。
哲郎「誰だ!お前は!」
泥棒の女「まあ、見つかっちゃあしょうがないなぁー、アタシは狙ったお宝は必ずGETする、怪盗ラフィア。
勿論、今日はここにあるお宝を盗みに来たのよ。」
ファザイア「てめぇ・・・このっ!!」
ファザイアは高速体当たりをする。
これは相当な動体視力を持つ格闘家でもない限りそう簡単に避けることはできない。
しかし・・・
ラフィア「おっと・・・(避」
ガン!
ファザイアは壁にぶつかってしまった。
ファザイア「くそ、この俺の体当たりはそう簡単には避けられないはずだぞ・・・」
ラフィア「あら、たった今言ったばかりよ?アタシは狙った獲物は必ずGETするの。
それくらい避けられないとトレジャーハンター失格よ?違う?」
ファザイア「てててて・・・」
ファイア「親父!!」
ファザイア「心配するな・・・ちょっと頭ぶつけただけだ。」
ファザイアはそっと哲郎の方を見た。
ファザイア「哲郎と言ったか。どうかキミにアイツを倒してほしい。」
哲郎「まさか、お前にこうしてものを頼まれるとはな。」
ファザイア「悔しいが、キミはもう既に影の大首領の称号を持つ俺を超えている。」
哲郎「何で急にそんなことを言い出す?」
アラマー「忘れたのか?お主は既にファザイアを超えた。すなわちお主はもう既に"ナックルブラスト"を身に着けているのじゃ」
哲郎「何・・・?」
そういえば、そんな話があったっけ。
ラフィア「あら、アタシを倒す自信がないのかしら?」
哲郎「俺は格闘家であり、トレジャーハンターだ。とは言ってもお前とは違う。
誰かが所有しているお宝を盗んだりはしねぇ!」
ラフィア「あら、アンタもトレジャーハンター?でも残念、もしアンタの言うとおりあんたとアタシが一緒なら
一度狙ったらモノは絶対に諦めないのがポリシーのアタシに勝てるハズないもんねぇ?」
哲郎「何?そんなことはねぇっ!!」
ラフィア「プw 単純w でも嫌いじゃないわ、そういう男」
哲郎「俺はお前みたいな奴嫌いだけどな!!」
ラフィア「あら、素直じゃないのね。」
哲郎「うるさい!兎に角、お前の好きなようにはさせん!覚悟しろ!!」
ラフィア「アンタって短気なのね…、まあいいわ。アタシの方が上だってことを思い知らせてあげるっ!!」
拳攻撃によって水平ファイアボールを出すことができます。それでボスを倒しましょう。