※同所の人物【ラックス】※
ラックス「んー、やけにザコ敵の数が少ないよね。
ここって本当に伯爵家勢力に占領されてるの?」
奥に進むにつれて、彼の疑念はふくらみます。
"占領下"といったら、ザコ敵がしっかり配備されているイメージ。
彼が今いるこのダム、それとは真逆の状況にあります
???「ザコ敵もダム職員もほとんど逃げてしまった。
我輩に凍り付けにされるのをおそれてな。(跳ぶ
ガション!
重々しい着地音。
高台にいた声の主、彼はラックスの元までジャンプしたんですな
アリゲルタ「SMナンバーズがひとり、ストリーム・アリゲルタ。
こごえるような氷煙を駆使し、氷像を作りあげる造形師だ。」
自己紹介を終えたのち、彼は前方に氷煙を吐き
ラックスそっくりの氷像をつくってみせた
そしてしばらく間を置き…
アリゲルタ「ここから立ち去れ。
さもないと…数分後、お前はこうなる!」
彼は氷像にくらいつき、氷片ひとつ残さず食べきった。
その動作、5秒にも満たないかなりの早業です
そして彼は顔をあげ、視線を地面から正面へと移し
ラックスと目を合わせ、にらみつけます
ラックス「んー、僕はどんなイカクにも屈しないさ。
なにせ主人公側の人間だもんね、弱いメンタルじゃ
やっていけないよ。(にらみかえす
アリゲルタ「ほう、それはぞくに言う"蛮勇"というやつだろうか。
"向こう見ずの勇気により、無駄死にをする"、
…くく、なんとコッケイな死にざまだろう。」
ラックス「んー、繰り返すけど、僕は悪と戦う主人公だよ?
いつどこで勇気を出すか、そんなの考えている場合はないさ。
かまわず前進する、常にそういう選択をとるべきなのさ。
…キミとの対峙も例外ではないよ。やるか否かを
問われたとき、僕はかまわず"やる"を選ぶ!」
アリゲルタ(主人公とは常に蛮勇をふるわなければいけないのか。
やれやれ、なんと悲しい役職だろうか。)
「…凍り付けにし、我輩の今夜の晩ごはんにしてみせよう。
久々に食える人肉に期待するぞ。…いざ勝負。」
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